入社後の数年間は設計業務を担当し、ジョブローテーションの一環で現在の所属部門へ異動。4年目より、水門工事の職人たちをまとめ、スケジュールや品質、安全などを管理する施工管理業務を担当しています。工事の期間は平均して半年ほど。1年以上かかる大型案件を手掛けることもあります。

担当エリアは北海道を除く全国に渡りますが、現地に行きっぱなしというわけではなく、監理者が必要となる場面で都度出張するといった感じですね。地域の皆さまとの交流を通じて、その土地ならではの文化や温かさに触れられるのもこの仕事ならではの醍醐味です。初めて現場代理人を務めた島根県の農業用水路の工事では、農業に従事する地元の方々から直接「ありがとう」といった感謝のお言葉をいただき、大きな感動を覚えました。

この仕事で重要なのは、調整力や交渉力。さまざまな立場の人と関わる仕事なので、人と関わるのが好き、得意、という人に向くポジションかもしれません。一つの現場を滞りなく終えたときが、私としては一番やりがいを感じるときですね。休暇を取るなどして心身ともにリフレッシュし、次の現場に向かうための英気を養っています。施工管理を担って3年目となり業務にだいぶ慣れましたが、まだまだ些細なミスがあるのでそのミスをしっかりなくしていきたいです。